AV作品の中で多くのファンを魅了してきた女優の中には、若くして亡くなった人もいる。
病気による突然の死
自ら命を絶ったとされるケース
凶悪事件の被害者となった人
など、その最期はさまざまだ。
ただし、AV女優の死について調べると、匿名掲示板やまとめサイトを出所とする情報も多く出てくる。正式な死因が公表されていないのに、自殺や薬物、他殺と断定されている場合も少なくない。
この記事では、亡くなったことを確認できる有名AV女優を中心に、事故・病気・自殺・事件の4つに分類して紹介する。
死因が公表されていない女優については、推測でどれかに振り分けず、別項目としてまとめた。
亡くなった有名AV女優の一覧
亡くなった年月の古い順に並べると、以下のようになる。
| 名前 | 没年月 | 年齢 | 分類 | 公表・報道されている死因 |
|---|---|---|---|---|
| 里中まりあ | 1999年3月22日 | 21歳 | 事件 | ホテル客室で拳銃により殺害 |
| 桃井望 | 2002年10月12日 | 24歳 | 事件・未解決 | 複数の刺し傷を負った状態で発見。遺体は焼かれていた |
| 倉沢七海 | 2004年8月19日 | 28歳 | 自殺 | 自宅マンションから転落したとされる |
| 林由美香 | 2005年6月26日 | 34歳 | 事故・死因に諸説 | 警察発表では事件性や事故性のない自然死。飲酒後の事故とする説明もある |
| 美咲沙耶 | 2007年7月6日 | 21歳 | 自殺 | 自宅で自殺したとされる |
| 麻生美由樹 | 2008年4月18日 | 22歳 | 自殺 | 自宅で硫化水素による自殺を図ったと報じられた |
| 飯島愛 | 2008年12月17日頃 | 36歳 | 病気 | 肺炎 |
| 牧野田彩(AYA) | 2010年10月23日 | 30歳 | 自殺 | 自宅マンションから転落 |
| 冴島奈緒 | 2012年9月29日 | 44歳 | 病気 | がん |
| 苺みるく | 2012年10月 | 31歳 | 自殺 | 自宅で自殺したとされる |
| 紅音ほたる | 2016年8月15日 | 32歳 | 病気 | 成人ぜんそくの急性発作による窒息死の可能性 |
| 愛田飛鳥 | 2019年2~3月頃 | 28歳 | 自殺と報道 | 転落死したと友人が明かしたと報じられた |
| 紫艶 | 2019年3月上旬 | 41歳 | 病気 | 司法解剖により病死と判断 |
| 横宮七海 | 2023年12月に発表 | 21歳 | 死因非公表 | 友人が死去を発表。具体的な死因は公表されていない |
| 中尾芽衣子 | 2025年11月に発表 | 28歳 | 死因非公表 | 友人が死去を発表。具体的な死因は公表されていない |
死亡日や死因について複数の説がある人物もいるため、一覧では公表・報道されている範囲にとどめている。
事故・不慮の死として語られるAV女優
林由美香

林由美香は、1980年代末から2000年代にかけて活動したAV女優・ピンク映画女優だ。
出演作品は200本を超えるとされ、AVだけでなく多数のピンク映画や一般映画にも出演。ピンク大賞の女優賞を複数回受賞するなど、演技面でも高く評価されていた。
2005年6月26日、東京都内の自宅で亡くなっているのが発見された。35歳の誕生日を迎える前日で、34歳だった。
当時の警察発表では、事件性や事故性のない自然死とされた。一方、飲酒後に嘔吐物を喉に詰まらせたことによる不慮の死だったとする説明もあり、資料によって死因の書かれ方が異なる。
そのため、事故死と断定するよりも「突然死」「死因に諸説がある不慮の死」として扱うのが正確だろう。
林由美香の死後、元恋人でAV監督の平野勝之は、彼女との約15年間にわたる記録をドキュメンタリー映画『監督失格』として発表した。
同作は庵野秀明が初めて実写映画をプロデュースした作品でもあり、林由美香の死と、残された人間がその喪失にどう向き合うのかを描いている。
病気で亡くなったAV女優
飯島愛

飯島愛は、AV女優からテレビタレントへ転身し、一般層にも広く知られた人物だ。
1990年代初頭にAVや深夜番組へ出演し、「Tバックの女王」としてブレイク。その後はバラエティー番組を中心に活躍し、自身の半生を題材にした著書『プラトニック・セックス』も大きな話題となった。
2007年に芸能界を引退したが、翌2008年12月24日、東京都内の自宅マンションで亡くなっているのが発見された。
発見までに日数が経過していたことから、自殺や薬物などさまざまな憶測が広がったものの、警視庁の調査により死因は肺炎と断定されている。死亡時期は発見のおよそ1週間前と推定された。
飯島愛は、AV出身者がゴールデンタイムのテレビ番組へ出演することがまだ珍しかった時代に、過去を隠さず自分の立場を築いた。
出演歴を笑いや話題として消費されながらも、性や恋愛、若者の悩みについて自分の言葉で語った存在。その影響力はAV作品の枠を大きく超えていた。
冴島奈緒

冴島奈緒は、1980年代のAV黎明期を代表する女優の一人だ。
モデルや深夜番組『11PM』への出演を経てAV業界へ進出。華やかな容姿と豊かなバストで人気を集め、AV女優が名前で作品を売る時代を切り開いた存在として知られている。
AV以外にも歌手、女優、実業家として活動し、音楽活動にも力を入れていた。
2012年9月29日、がんのため44歳で死去。約5年前から闘病しており、最終的にはがんが全身へ転移していたと報じられている。
冴島奈緒が活躍した時代は、家庭用ビデオデッキの普及とともにAV市場が急速に拡大した頃でもある。
現在のように毎月大量の新人女優が登場する以前、女優本人の名前が作品の大きな看板となっていた時代を象徴するスターだった。
紅音ほたる

紅音ほたるは、2004年に「秋月杏奈」の名前でAVデビューし、その後改名して人気を集めた女優だ。
作品内で見せる派手な潮吹きから「潮吹き女王」と呼ばれ、多数の作品に出演。2009年にAV女優を引退した後は、ポールダンサーやイベント出演者として活動していた。
2016年8月15日、自宅の床に倒れて亡くなっているのが発見された。32歳だった。
所属事務所社長で長年のパートナーだった男性は、警察の見立てから事件性や自殺の可能性はないと説明。以前から患っていた成人ぜんそくの急性発作による窒息死が疑われたとしている。
ただし、発表時点では死因が確定していなかったため、「ぜんそく発作による死亡の可能性」とするのが正確だ。
紅音ほたるは引退後、HIVや性感染症の予防啓発にも取り組んでいた。
一般社団法人「つけなアカンプロジェクト」を立ち上げ、街頭でコンドームを配布。AV女優として得た知名度を、性の安全について伝える活動に生かしていた。
紫艶

紫艶は、もともと演歌歌手として活動していた人物だ。
2000年には日本有線大賞新人賞を受賞。2016年に落語家・桂文枝との関係を告白したことで大きな注目を集め、その後はAV作品にも出演した。
AV女優としての活動期間は長くないものの、歌手からAVへ転身した異色の経歴と知名度から、この種の一覧で名前が挙がることが多い。
2019年3月上旬、東京都内の自宅で亡くなっているのが発見された。41歳だった。
連絡が取れなくなったことを心配した母親が大家に確認を依頼し、室内で死亡しているのが見つかったという。司法解剖の結果、事件や自殺ではなく病死と判断された。
大きな持病は確認されておらず、亡くなる直前まで歌手や女優として再起する意欲を見せていたと報じられている。
自殺したとされるAV女優
倉沢七海

倉沢七海は、1990年代後半から2000年代前半にかけて活動したAV女優だ。
単体作品から企画作品まで幅広く出演し、過激なジャンルの作品でも知られていた。約8年間にわたり活動を続けていたとされる。個人的にはぶっかけ・ごっくん等ザーメンジャンルのイメージが強い。
2004年8月19日、28歳で死去。東京都内の自宅マンションから転落し、自殺したと伝えられている。
交際相手との結婚話が破談になったことが原因だったとする記事もあるが、これは公式に確認された動機ではない。
自殺には複数の事情が重なることが多く、一つの恋愛問題だけを原因として断定することはできない。
美咲沙耶

美咲沙耶は、2005年にエスワンの専属女優としてデビューした。
その後はMOODYZ専属を経て、さまざまなメーカーの作品に出演。あどけなさの残る顔立ちと柔らかな雰囲気で人気を集めた。
2007年7月6日、東京都内の自宅で亡くなっているのが発見された。21歳だった。自殺だったと伝えられている。
死の直前には自身のブログで悩みを抱えている様子を見せていたとされるが、本人が明確な理由を残したわけではない。
画面の中では明るく振る舞っていても、私生活で何を抱えているかは外からは見えない。そのことを強く感じさせる死だった。
麻生美由樹

麻生美由樹は、グラビアアイドルや舞台出演などを経て、2008年にAVデビューした女優だ。
芸能人との関係を暴露するという宣伝方法で注目を集めた一方、インターネット上では激しい批判や誹謗中傷を受けていた。
2008年4月18日、東京都豊島区の自宅マンションで亡くなっているのが発見された。22歳だった。
警察は、室内の状況などから硫化水素を使用した自殺とみて捜査したと報じられている。亡くなる直前には、友人へ死をほのめかす連絡をしていたという。
ネット上の批判が自殺を直接引き起こしたと断定することはできない。
ただし、本人を追い詰めるような書き込みが多数あったことは伝えられており、ネット上の集団的な攻撃と本人の死を考えるうえで、現在も名前が挙げられることがある。
牧野田彩(AYA)

牧野田彩は、AV女優になる以前から芸能界で活動していた人物だ。
16歳だった1996年、テレビ東京系のオーディション番組『ASAYAN』に出演。期間限定の女性ユニット「L☆IS」のメンバーに選ばれ、AYA名義でCDデビューした。
ユニット解散後はタレント、モデル、レースクイーンなどとして活動。2008年にヌードを披露し、2009年5月には「AYA」の名前でAVデビューした。
元アイドルという経歴に加え、長く芸能界にいた女性がAVへ転身したことから、デビュー時には大きな注目を集めている。
2010年10月23日、東京都内の自宅マンションから転落し、30歳で死亡。自殺と判断されたと伝えられている。
牧野田彩の死が現在まで不穏なものとして語られている理由の一つが、死後に表へ出た人気男性アイドルたちとの交友関係だ。
彼女の死から間もない2010年11月4日発売の『週刊文春』11月11日号は、「嵐を喰った女の告白」と題する記事を掲載した。
記事は、牧野田彩が生前に受けていた複数回のインタビューをもとにしたものとされ、旧ジャニーズ事務所に所属していた男性タレントたちとの交際や肉体関係について、本人が実名を挙げて語ったという内容だった。
特に大きな衝撃を与えたのが、当時すでに国民的人気グループとなっていた嵐のメンバーとの関係だ。
『週刊文春』の記事では、櫻井翔を除く松本潤、大野智、二宮和也、相葉雅紀と男女の関係にあったという牧野田彩の証言が掲載されたとされる。
さらに、長瀬智也、今井翼、田中聖など、ほかの男性アイドルとの交友についても触れられていた。
ただ名前を並べただけではない。
誌面には、嵐の複数メンバーと顔を寄せ合ったツーショットをはじめ、キスをしているように見える写真など、牧野田彩が男性アイドルたちと親しく交流していたことをうかがわせる複数のプライベート写真も掲載された。
もちろん、二人で撮影した写真が存在することと、誌面で語られたすべての肉体関係が事実であることは別の話だ。
写真から確認できるのは、少なくとも牧野田彩が当時の人気男性アイドルたちと私的に交流できるほど、芸能界の内側に近い場所にいたということ。その先の具体的な関係については、本人の証言として報じられたものにとどまる。
さらに不穏なのが、死の数日前の牧野田彩の様子だ。
複数の媒体や、2011年に鹿砦社から刊行された『ジャニーズに捧げるレクイエム』では、牧野田彩が親しい友人たちに対し、「芸能界の大物に殺される」という趣旨の言葉を繰り返していたとされる。
周囲は当時、その言葉を被害妄想や精神的な混乱によるものと受け止めていたという。
死の直前には「死んでやる」「助けて」などと取り乱していたとの記述もあり、少なくとも彼女が強い恐怖や不安を抱え、精神的に追い詰められていたことをうかがわせる証言が残っている。
こうした経緯から、牧野田彩は男性アイドルとの写真や情報を外部へ流したことで、芸能界の大きな力から圧力を受けていたのではないか、秘密を知りすぎたために消されたのではないかという説が広まった。
2011年に出版された『ジャニーズに捧げるレクイエム』でも、「ジャニーズスキャンダル写真流出問題とAV女優自殺の真相」と題した章が設けられ、彼女の死と写真流出の関係が取り上げられている。
ただし、牧野田彩が何者かに殺害されたことを示す証拠は確認されていない。
「芸能界の大物に殺される」という言葉も、実際に誰かから具体的な脅迫を受けていたのか、強い不安や精神的な不調から口にしたものなのかは分からない。男性アイドルの所属事務所から圧力や脅迫を受けたという話も、公式に裏付けられた事実ではない。
その一方で、死の直前に強い恐怖を訴えていたという証言、死後すぐに掲載された生前インタビュー、人気アイドルたちとの大量のプライベート写真が重なっているのも事実だ。
他殺説を断定することはできないが、単なる根拠のない都市伝説として片付けるには、あまりにも不穏な材料が多く残された死だった。
苺みるく

苺みるくは、2000年代前半を中心に活動したAV女優だ。
2000年頃にデビューし、かわいらしい名前と外見で人気を獲得。多数の作品に出演していた。
2005年には自殺をほのめかして行方不明となり、警察による捜索の末に保護されたことが報じられている。その後はAVへの復帰や風俗店勤務などを経て、活動を続けていた。
2012年10月、東京都中野区の自宅で自殺したと伝えられた。31歳だった。
ただし、正確な死亡日や詳しい状況については広く公表されておらず、現在確認できる情報にも限りがある。
過去の交際関係を自殺の理由として結び付ける記事もあるが、本人が亡くなった2012年の死との直接的な関係は確認できない。
あいだ飛鳥

あいだ飛鳥は、「夏川柚季」などの名義でも活動したAV女優だ。
2018年頃にあいだ飛鳥へ改名して活動していたが、2019年2月から3月頃、東京都内で転落死したことを友人のAV女優がSNSで明かしたと報じられた。
日本の大手メディアによる詳しい報道や所属事務所からの正式発表はほとんどなく、死亡日についても情報が一定していない。
海外メディアでは五反田周辺で飛び降りたと報じられているが、情報源は友人のSNS投稿が中心となっている。そのため「自殺したと報じられた」という書き方にとどめる必要がある。
死の直前とされるSNSには、孤独や疲労を感じさせる投稿が残されていたという。
友人は、愛田飛鳥が所属事務所との関係や待遇に悩んでいたとも主張しているが、これらは事務所側の説明を伴わない一方からの証言であり、死の原因として断定はできない。
事件で亡くなったAV女優
里中まりあ

里中まりあは、1990年代後半に活動したAV女優だ。
ストリッパーとして活動した後、1997年頃にAVデビュー。大阪を拠点に活動していた。
1999年3月22日、大阪市天王寺区にあるホテルの客室で、頭部を拳銃で撃たれた状態で発見された。21歳だった。
大阪府警は殺人事件として捜査し、里中まりあと行動を共にしていた暴力団組員の男を逮捕した。
男は故意に撃ったことを否定し、拳銃が暴発したと主張したが、殺人罪や銃刀法違反などで実刑判決を受けたとされる。
里中まりあの事件は「AV女優射殺事件」として語られることが多い。
しかし、本人の職業や交友関係を理由に、事件を単純な「AV業界の闇」として扱うのは乱暴だ。里中まりあは拳銃によって命を奪われた犯罪被害者であり、事件の責任は加害者にある。
桃井望

桃井望は、2000年代初頭に活躍した人気AV女優だ。
「ノン」の愛称で親しまれ、小柄な体形とかわいらしい容姿で人気を獲得。短い活動期間ながら、200本を超える作品へ出演したとされる。
2002年10月12日、長野県塩尻市の河川敷で、身体を焼かれた状態で発見された。24歳だった。
近くでは乗用車が炎上しており、車内から交際関係にあった男性の遺体も発見された。桃井望の身体には複数の刺し傷があり、火をつけられる前に死亡していた可能性が高いと判断された。
捜査では、男性が桃井望を殺害した後に自殺した可能性も検討されたとされる。
一方、男性側の遺族が生命保険会社を相手に起こした民事訴訟では、男性の死を自殺と考えるのは不自然として、第三者による殺害だったと判断されたと報じられている。
ただし、民事裁判で第三者の関与が認められることと、刑事事件の犯人が特定されることは同じではない。
桃井望と男性を誰が、何の目的で殺害したのかは解明されておらず、現在も「桃井望変死事件」「塩尻アベック変死事件」などと呼ばれる未解決事件となっている。
死因が公表されていないAV女優
横宮七海

横宮七海は、2021年頃にAVデビューした女優だ。
小柄で幼さを感じさせる容姿から人気を集め、AV出演以外にもコンセプトカフェのキャストなどとして活動していたとされる。
2023年12月10日、横宮七海の友人がSNSを通じて、彼女が亡くなったことを発表した。
友人の投稿では「先日亡くなりました」とされているため、12月10日は正確な死亡日ではなく、訃報が公表された日と考えた方がよい。
友人は、横宮七海が長く苦しんでいたことをうかがわせる文章を投稿している。
その内容から自殺だったと推測する声もあるが、遺族、警察、所属事務所などから具体的な死因は公表されていない。
この記事では、自殺と断定せず「死因非公表」として扱う。
中尾芽衣子

中尾芽衣子は、2015年頃から活動していたAV女優だ。
青柳ひなた、NOA、西内アリアなど複数の名義を使用し、長期間にわたって多数の作品へ出演。親しみやすいキャラクターから「おめちゃん」の愛称でも知られていた。
2025年11月、友人で同じくAV女優として活動していた聖妃羽里がSNSで死去を報告した。28歳だった。
友人は、中尾芽衣子の異変に気付けなかったことや、もっとそばにいれば結果を変えられたかもしれないという趣旨の追悼文を投稿したと報じられている。
この投稿内容から自殺だったと推測する声も広がったが、死因は公表されていない。
正確な死亡日も明らかにされておらず、2025年11月13日から14日頃は死去そのものではなく、訃報が公表された時期となる。
可愛かずみはAV女優ではないため一覧から除外
亡くなったAV女優について検索すると、可愛かずみの名前が一緒に挙げられることがある。
可愛かずみは1982年、日活ロマンポルノ作品『セーラー服色情飼育』で映画デビュー。その後はグラビアアイドル、女優、歌手、タレントとして活動した人物だ。
成人向け映画への出演歴やヌード作品があるためAV女優と混同されることもあるが、一般的な意味でのAV女優として活動していたわけではない。プロフィール上の職業も女優、歌手、グラビアアイドルとなっている。
1997年5月9日、32歳で死去している。
この記事では、アダルトビデオ作品への出演を主な活動としていた女性を対象としているため、可愛かずみは一覧から除外した。
AV女優の死には未確認情報も多い
AV女優として活動していた人物が若くして亡くなると、ネット上ではすぐに「自殺したらしい」「薬物が原因だった」「業界関係者に殺された」といった話が広まりやすい。
しかし、家族や所属事務所が死因を公表していないケースもある。
死亡したこと自体は確認できても、事故・病気・自殺・事件のどれに該当するのか分からない人物を、無理に分類することはできない。
特に自殺の場合、交際相手との別れ、仕事上のトラブル、ネット上の誹謗中傷など、一つの出来事だけが原因だったかのように語られやすい。
本人が理由を明らかにしていない以上、周囲が動機を断定することは難しい。
また、AV女優という職業に強いイメージがあるからこそ、根拠の薄い話まで「アダルト業界の闇」として消費されてしまう面もある。
あとがき
AV女優は作品の中で、明るく、奔放で、性的な行為を楽しんでいる女性として映し出される。
だが、それは撮影された一つの姿にすぎない。
飯島愛のようにAV業界から一般芸能界へ進んだ人もいれば、紅音ほたるのように引退後は性感染症予防に取り組んだ人もいる。
林由美香は死後も映画の中で生き続け、桃井望と里中まりあは重大事件の被害者となった。
死因が公表されないまま、友人やファンから静かに追悼された横宮七海や中尾芽衣子のような人もいる。
その経歴を興味本位で眺めるだけでは、それぞれがどのような人生を送り、何を残したのかは見えてこない。
死因や事件の異様さだけでなく、彼女たちが一人の表現者として活動していた事実も、合わせて記憶しておきたい。



コメント