繁華街の呼び込みには絶対についていくな|ボッタクリバー・居酒屋・風俗詐欺の実例と対策

夜の繁華街を歩いていると、どこからともなく声がかかる。

「飲み放題千円!」
可愛い女の子居ますよ!」
「おっぱいいかがっすか?」
「オニサンマサージ、サンジェンエン」



しかし

繁華街の呼び込みには、絶対についていってはいけない。

マジで無視しろ。

これは大げさな話ではない。

ボッタクリバー、プチぼったくり居酒屋、風俗詐欺、怪しいマッサージ店、系列店を装った誘導etc…繁華街の呼び込みはあらゆるトラブルの入り口である。

繁華街にある店がすべて危ないわけではない。

問題は路上で声をかけてくる知らない相手に店選びを任せてしまうこと

一度ついていくと、相手のペースに乗せられる。

ビルに入る。
エレベーターに乗る。
席に座る。
酒が出る。
女の子がつく。
会計が出る。

この段階まで来てから「やっぱり帰ります」と言うのは、かなり面倒だ。

だから最初の声かけの時点で切る。

足を止めない。
目を合わせない。
会話しない。
ついていかない。

これが一番安全。

CONTENTS

呼び込みが危ない理由

呼び込みの怖さは、最初から暴力的に見えるわけではないところにある。

むしろ、入口はかなり軽い。

「1時間3000円です」

「飲み放題込みです」

「今なら安くできます」

「女の子もつきます」

「案内するだけなんで大丈夫です」

こう言われると、少しだけならいいかと思ってしまう人もいる。

しかし、危ない店の場合、最初に聞いた料金と実際の会計が違うなんてパターンは良くある。

  • 席料。
  • チャージ料。
  • サービス料。
  • 女の子のドリンク代。
  • 延長料。
  • 深夜料金。
  • 週末料金。
  • 税金。
  • 謎の手数料。

こうした名目が後から積み重なり、会計時には想像以上の金額になっている。

さらに悪質な場合は、断ろうとした瞬間に空気が変わる。

「もう飲んだでしょ」

「女の子つけたよね」

「会計済ませてください」

「払えないならATM行きましょう」

「警察呼んでもいいけど、恥かくのはそっちだよ」

こうなると、酔っている客側はかなり不利になる。

特に、雑居ビルの上階や地下の店に入ってしまうと、心理的にも逃げづらい。知らない土地、知らない店、知らないスタッフに囲まれて、冷静な判断がしにくくなる。


大阪府警も、客引きについて行った結果、ぼったくり店や違法風俗店でトラブルに巻き込まれる危険があるとして注意喚起している。

参考リンク:大阪府警「違法な客引き等について」
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/seikatsu/anzen/8/02/14135.html


つまり、呼び込みは「安い店を紹介してくれる人」ではなく、「危ない店への入口」になり得る。

安いかどうかではない。

呼び込みで入った時点で、すでに危険なルートに乗っている。

ボッタクリバー・キャバクラ系の手口

もっとも典型的なのが、バー、ガールズバー、キャバクラ、ラウンジなどを名乗るタイプ。

繁華街でこんな声をかけられる。

この時点では、やたら安く聞こえる。

だが、実際に入ると話が違う。

飲み放題と言われたのに、女の子のドリンクは別料金。
席料が別。
サービス料が別。
税金が別。
延長が自動でついている。
メニューにない料金が追加されている。

気づいた時には、数万円から十万円近い請求になっていることもある。

ひどい場合は、酒をどんどん飲ませて判断力を落とす。
酔ったところでカード決済させる。
暗証番号を押させる。
あとから明細を見て青ざめる。

警視庁も、盛り場での被害事例として「AV女優と遊べます」と客引きするケースや、泥酔客のカードで架空決済されるケースを紹介している。

参考リンク:警視庁「盛り場トピックス(最近の盛り場の被害事例)」
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/anzen/sakaribasogo/sakaribatopics.html

このタイプの怖いところは、店側が「説明した」「メニューに書いてある」「飲んだのはあなた」と言ってくること。

たしかに、完全な詐欺と証明するのは簡単ではないこともある。

だからこそ、あとから揉めるより、最初から入らない方がいい。

呼び込みで案内されるバーやキャバクラには行かない。

これだけで、かなりのトラブルは避けられる。



映画アウトレイジシリーズも、全ての始まりはぼったくりバーからだったよね。

プチぼったくり居酒屋にも注意

昔ながらのボッタクリバーほど露骨ではないが、かなり嫌らしいのがプチぼったくり居酒屋。

これは、会計が十万円になるような極端な被害ではないことも多い。

その代わり、1人5000円から1万円台くらいの「高いけど、揉めるほどなのか迷う金額」を取ってくる。

よくある声かけはこんな感じ。

入ってみると、料理は微妙。
飲み放題なのに酒が薄い。
お通しが高い。
席料がつく。
サービス料がつく。
週末料金がつく。
最低注文数がある。
会計時に税抜き表示だったと言われる。

ひとつひとつの名目だけ見ると、完全にあり得ないわけではない。

居酒屋にお通しや席料があること自体は珍しくない。

だが、問題は事前説明の弱さ。

客引きが言っていた金額と違う。
料金表示が分かりにくい。
注文前に説明されていない。
料理や接客の質に見合っていない。

こうなると、客側は「高いけど、もう払うしかないか」となりやすい。

このプチぼったくり系は、泣き寝入りされやすい。

だから、最初から客引きの居酒屋には入らないこと。

飲む店は、自分で調べる。
予約する。
地図アプリで確認する。
店名と場所を自分で確かめる。

路上の知らない人に任せない。


昨今ではYoutberのネタになる事も度々ある。

系列店を装って別の店に連れていくパターン

かなり悪質なのが、有名店や予約店の系列店を装うパターン。

たとえば、あなたが予約した居酒屋に向かっているとする。

すると、店の近くにいる人から声をかけられる。

これが罠の場合がある。



本当はまったく関係ない店なのに、あたかも系列店や提携店のように装って、別の店へ連れていく。

店の近くで声をかけられるため、信じてしまう人もいる。

だが、冷静に考えるとおかしい。

本当に予約した店が満席なら、店から連絡が来る。
本当に系列店なら、公式サイトや予約ページで確認できる。
本当に店側の案内なら、店内スタッフが対応するはず。

路上に立っている知らない人が、口頭だけで別店舗へ案内してくる時点で危ない。

予約した店に行くなら、自分で店に電話する。
公式サイトや予約アプリで確認する。
知らない人の「系列店です」は信じない。

これだけで防げる被害がある。

デリヘル詐欺・風俗キャッチの危険性

繁華街では、風俗系の呼び込みも多い。

「かわいい子います」

「すぐ呼べます」

「ホテル代込みです」

「AV女優と遊べます」

「本番できます」

「今だけ安いです」

ipadで可愛い女の子の写真を見せたりして声掛けしてくるパターンも多い。

しかしコレ系のキャッチでまともな女の子が出て来る可能性はほぼゼロ

特に「前金」「保証金」「紹介料」を求められるパターンは要注意。

よくある流れはこう。

路上で声をかけられる。
スマホで女性の写真を見せられる。
「この子ならすぐ呼べる」と言われる。
前金や保証金を払う。
ホテルや待ち合わせ場所に案内される。
しかし、幾ら待っても女性は来ない。
よしんば女性が来たとしても写真とはまったく違う。
さらにプレイ中に追加料金を請求される。
断ると、キャンセル料や迷惑料を請求される。

ひどい場合は、相手がこちらの後ろめたさにつけ込んでくる。

「違法なことをしようとしたよね」

「警察に言ってもいいの?」

「家族にバレてもいいの?」

「会社に連絡するよ」

風俗系の詐欺は、被害者側が相談しづらい。

恥ずかしい。
家族に知られたくない。
会社にバレたくない。
自分にも落ち度がある気がする。

その心理を利用される。

警視庁も、盛り場での被害事例として、特別な女性と遊べると誘い、前金や保証金、キャンセル料などを求めるような手口を紹介している。

参考リンク:警視庁「盛り場トピックス(最近の盛り場の被害事例)」
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/anzen/sakaribasogo/sakaribatopics.html

だから、路上の風俗キャッチには絶対に乗らない。

風俗店を利用するかどうか以前の問題として、路上で声をかけてくる相手に個人情報や金を渡してはいけない。

ちなみに私の知人は歌舞伎町でコレ系のキャッチにまんまと引っ掛かり、中国人のスレた年増がやってきた挙句、プレイ中にも色々追加料金を請求され(その中にはコンドーム代3000円なんて本当にクソオブクソな物もあったとか)総額で13万円程払ったなんて経験をしている。

彼は当時羽振りが良かったので良い経験になったと笑っていたが…。

「マッサージどう?3000円」系の呼び込み

夜の繁華街でよくあるのが、マッサージ系の呼び込み。

こういう声かけも危ない。

最初は、ただの安いマッサージに見えるかもしれない。

しかし実際には、性的サービスを匂わせて追加料金を請求されたり、個室に入ったあとで高額な料金を求められたりすることがある。

「3000円」は入口価格。
実際には、部屋代、サービス料、延長料、特別料金などが後から出てくる。

また、店の場所が分かりにくい雑居ビルだったり、看板がはっきりしていなかったり、店内に入ると複数人のスタッフがいたりすることもある。

まともなマッサージ店なら、路上でしつこく腕をつかんでまで客を連れて行く必要はない。

安い。
近い。
すぐできる。
気持ちいい。

夜の路上でこの言葉を並べられたら、だいたい危険信号。

疲れていても、酔っていても、ついていかない方がいい。


ただし例外はあって、どストレートに「サイゴマデ、イチマンエン」と声掛けてくるようなケースは割とプレイ自体はその通りだったりする。

勿論違法なのは変わりないし、声掛けの若い女の子は声掛け要因で実際に対戦するのは熟女と言うかオバちゃんである事が殆どだが。

マッチングアプリから店に誘導されるパターンもある

呼び込みは、路上だけとは限らない。

最近は、マッチングアプリや出会い系から、ぼったくり店へ誘導されるパターンもある。

流れはこう。

アプリで女性とマッチする。
会話が妙にスムーズに進む。
すぐに会う話になる。
「私の知ってる店に行こう」と言われる。
店に入る。
女性は途中でいなくなる。
店員から高額請求される。

これは、路上の客引きより警戒しにくい。

なぜなら、最初に少し会話しているから。

「この人は普通の相手だろう」と思ってしまう。

だが、実際には店とグルのことがある。

警視庁も、出会い系サイトなどで知り合った女性から「私の知っている店に行きましょう」と誘われ、ついていった先がぼったくり店だったという事例を紹介している。

参考リンク:警視庁「盛り場トピックス(最近の盛り場の被害事例)」
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/anzen/sakaribasogo/sakaribatopics.html

初対面で相手が店を指定してくる。
その店が雑居ビルの上階にある。
料金が分かりにくい。
店名を検索しても情報が薄い。
こちらの希望を聞かずに強引に連れていこうとする。

このあたりが重なったら、かなり危ない。

初対面の相手と会う時は、自分でも分かる店にする。
チェーン店や人目の多い店にする。
相手が指定した怪しいバーには入らない。

そもそもアプリで知り合うと言う時点で男女問わず警戒は怠ってはいけないのだ。

酔っている時ほど狙われる

呼び込みは、酔っている人をよく見ている。

足取りがふらついている。
友人とはぐれている。
スマホを見ながら歩いている。
テンションが上がっている。
終電を逃している。
「もう一軒行くか」と迷っている。

こういう人は狙われやすい。

酔っている本人は、自分では普通だと思っている。

でも実際には、判断力も警戒心も落ちている。

普段なら無視するような声かけにも反応してしまう。
普段なら怪しいと思う店にも入ってしまう。
普段なら確認する料金も確認しなくなる。

その状態で知らない店に入るのは、本当に危ない。

飲んだ後の「もう一軒」は、チェーン店か、事前に調べた店だけにする。

店が見つからないなら帰る。

それでいい。

楽しい夜を、最後の一軒で台無しにする必要はない。

もし店に入ってしまったら

ここまで書いた通り、一番大事なのは最初から呼び込みについていかないこと。

ただ、酔っていたり、土地勘がなかったり、相手の説明を信じてしまったりして、うっかり店に入ってしまうこともある。

まず、料金がおかしいと思ったら、その場で明細を確認する。

「何の料金ですか」

「事前に説明を受けていません」

「メニューを見せてください」

「レシートをください」

このあたりを落ち着いて伝える。

ただし、相手が威圧してきたら無理に戦わない。

身体の安全が最優先。

脅し。
監禁。
暴力。
ATMへの同行要求。
カードを返さない。
外に出さない。
スマホを取り上げる。

こういう状況なら、すぐ警察案件。

店名、場所、ビル名、時間、客引きの特徴、説明された料金、実際の請求額、レシート、カード明細などは、可能な範囲で記録しておきたい。

国民生活センターは、脅された状況は警察に伝えること、クレジットカードで支払った場合はカード会社にも事情を伝えることを案内している。

参考リンク:国民生活センター「キャバクラで高額な請求を受けた」
https://www.faq.kokusen.go.jp/faq/show/528?site_domain=default

ただし、危険な状況で無理に撮影したり、相手を挑発したりするのは避ける。

逃げられるなら外に出る。
出られないなら110番。
あとから相談するなら警察相談専用電話「#9110」もある。

恥ずかしいからといって、一人で抱え込む必要はない。

やってはいけない対応

逆に、やってはいけないこともある。

その場で怒鳴り合う。
相手を挑発する。
一人で店の奥に連れていかれる。
身分証を渡す。
スマホを渡す。
カードを預ける。
暗証番号を教える。
ATMに一緒に行く。
「あとで払う」と念書を書く。

これは危ない。

特に、身分証や会社名、住所を握られると、相手に脅しの材料を与えることになる。

「会社に連絡するぞ」

「家に行くぞ」

「家族に言うぞ」

こういう圧力をかけられる可能性もある。

できるだけ個人情報を渡さない。
カードやスマホを相手に持たせない。
店の奥に移動しない。

危ないと思ったら、支払い交渉よりも安全確保を優先する。

呼び込みを無視するのは失礼ではない

呼び込みを無視するのは失礼ではない。

夜の繁華街で、知らない相手から急に声をかけられているだけ。
あなたには答える義務がない。

「大丈夫です」と返す必要もない。
「すみません」と謝る必要もない。
愛想笑いもいらない。

むしろ、少しでも反応すると相手はついてくる。

「どこ行くんですか?」

「何探してます?」

「何人ですか?」

「予算いくらですか?」

「ちょっとだけ聞いてくださいよ」

会話が始まった時点で、相手の土俵。

だから、最初から反応しない。

イヤホンをしているふりでもいい。
スマホを見ずに前を見る。
足を止めない。
目を合わせない。
横に並ばれても速度を落とさない。

とにかく歩く。

それが一番強い。

安全な店選びの基本

繁華街で飲むこと自体が悪いわけではない。

問題は、店選びを路上の知らない人に任せること。

安全に飲みたいなら、最低限これくらいはやっておきたい。

事前に店を決めておく。
公式サイトや地図アプリで場所を確認する。
料金表が分かる店にする。
口コミを複数見る。
雑居ビル上階の知らない店は慎重にする。
客引きが案内する店には入らない。
予約した店が満席と言われたら、自分で店に電話する。
酔った状態で新規開拓しない。

これだけでも、被害に遭う確率はかなり下がる。

特に、旅行先や出張先では注意した方がいい。

土地勘がない。
店の相場が分からない。
帰り道も分からない。
ホテルの場所を知られている。
一人で歩いている。

こういう状態は狙われやすい。

知らない街で「安い店ありますよ」と声をかけられたら、ラッキーではない。

危険信号だと思った方がいい。

あとがき

繁華街の呼び込みが、すべて犯罪者というわけではない。

だが、客側から見れば見分けがつかない。

本当にただの居酒屋案内なのか。
ボッタクリバーへの入口なのか。
プチぼったくり居酒屋なのか。
風俗詐欺なのか。
マッサージ店を装った危ない店なのか。
系列店を装った別店舗なのか。

その場では分からない。

だから、結論は一つ。

呼び込みにはついていくな。

安いと言われても行かない。
女の子がいると言われても行かない。
マッサージ3000円でも行かない。
系列店だと言われても行かない。
予約した店が満席だと言われても、自分で確認する。

夜の街で一番強い防犯は、喧嘩に勝つことでも、法律に詳しくなることでもない。

最初から相手にしないこと。

無視しろ。

マジで。

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