チャイエスとは?中国エステとの違いや怪しい店と思われる理由を解説

繁華街や駅前の雑居ビルを歩いていると、雑居ビルの前辺りに「中国式マッサージ」「リンパエステ」「リラクゼーション」「台湾マッサージ」等といった置き看板を見かけることがある。

また、繁華街を夜中歩いていると唐突に路上に立っていた女性から「オニイサン、マッサージドウ?サンジェンエン」と声をかけられる事もある。

こうした店について調べると、しばしば登場するのが「チャイエス」という言葉だ。

普通の中国式マッサージ店やリラクゼーション店を指しているようにも見える一方で、インターネット上では風俗店に近い意味で使われることもある。

そこでこの記事では

チャイエスとは何なのか?

について掘り下げていこうと思う。

知っているようで意外と曖昧なチャイエスの意味やサービス内容、似た業態との違いまで見ていこう。


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チャイエスとは「中国式エステ」の略

チャイエスとは、一般的に「中国式マッサージ店」または「中国式エステ」を短くした俗称である。

ここで言う中国式マッサージ店とは、白衣を着たオッサンが足つぼとかを行うようなお店では無く、女性セラピストが施術を行うようなお店の事である。

法律や行政上の正式な業種名ではなく、利用者や情報サイト、夜遊び系の口コミ掲示板などで広まった呼び方だ。

チャイエスを紹介する業界系サイトでも、「チャイニーズエステの略」と説明されている。



ただし、チャイエスで働いている女性が全員中国人とは限らない

台湾や韓国、東南アジアなどの出身者が働く店まで、まとめてチャイエスやアジアンエステと呼ばれることがある。

中国式の施術を受けられる店というより「アジア系女性が男性客に施術する店」という意味で使われている例も多い。

店の国籍や施術方法を厳密に分類した言葉ではないため、境界はかなり曖昧だ。


チャイエスでは何をしてもらえるのか

チャイエスの基本的なサービスは、もみほぐしやオイルトリートメント、足つぼなどのリラクゼーション施術である。

店によってはシャワー設備があり、泡を使って身体を洗う「泡洗体」や、太ももの付け根周辺を重点的に施術する「リンパコース」を用意していることもある。

よく見られるメニューは次のようなものだ。

  • 全身もみほぐし
  • オイルトリートメント
  • リンパコース
  • 足裏・足つぼ
  • 泡洗体
  • シャワー付きコース
  • 延長や指名

もっとも、チャイエスには全国共通のサービス内容や料金体系が存在しない。

ツボ押しやもみほぐしを中心にした健全な店もあれば、露出度の高い衣装や身体の密着を売りにする男性向けの店もある。

施術の技術を重視する店、女性との会話を楽しませる店、色気のある接客を前面に出す店など、その方向性はさまざまだ。

チャイエスだから必ず性的なサービスがあるわけではなく、普通のエステやリラクゼーション店として営業している店も存在する。


なぜチャイエスには怪しいイメージがあるのか

チャイエスに怪しいイメージが付いた大きな理由は、一部の店でマッサージとは別の性的サービスが行われてきたためだ。

表向きには「60分○○円」などと書かれていても、施術が始まってから女性に追加料金を提示される場合がある。

その際、よく使われるとされるのが次のような言葉だ。

  • リンパ
  • スペシャル
  • サービス
  • オプション
  • 満足コース
  • 最後まで

もちろん、「リンパ」や「オプション」という言葉が書かれているだけで、性的サービスを意味するわけではない。

リンパトリートメント自体は一般的なエステ店でも行われており、延長や指名も普通の追加メニューだ。

問題は、具体的な内容や料金が看板や公式サイトに書かれておらず、入店後にセラピストと客の間で交渉が始まる店があること。

何が基本料金に含まれ、何が追加料金になるのか分かりにくい。この不透明さが、「入ってみるまで何が起こるか分からない店」という印象につながっている。

実際に、メンズエステ店を装った場所で性的サービスを提供し、風営適正化法違反などで摘発された事例も警察庁の資料に掲載されている。

ちなみにロバート秋山さんがドキュメンタル内で演じた中国式マッサージ店の女性セラピストは、かなり解像度が高い。

https://twitter.com/MARIO65567987/status/997990392875311105

一般的なチャイエスの雰囲気は大体こんな感じだと思ってもらって間違いない。)



チャイエスは風俗店なのか

チャイエスという名称だけで、その店を風俗店と決めつけることはできない。

純粋なリラクゼーション店として、もみほぐしやオイルトリートメントだけを提供している店も多いし、そんな店で「ヌいてくれ」なんて言おう物ならキレられてもおかしくない。

一方、エステやマッサージ店を装いながら、個室で客の性的好奇心に応じる接触サービスを提供していれば、実際の営業内容によっては性風俗関連特殊営業に該当する可能性がある。

店の看板に「エステ」や「リラクゼーション」と書けば、風俗営業ではなくなるわけではない。

判断されるのは店名ではなく、店内で実際に何をしているかだ。

警察庁が公表している風俗関係事犯の資料にも、メンズエステ店を装って禁止区域内で性的サービスを提供したとして、経営者らが検挙された事例が記載されている。

性的サービスを営業として行う場合、本来は風営適正化法に基づく届出や営業地域の規制などを受ける。

届出をせず、営業できない地域のマンションや雑居ビルでサービスを提供すれば、違法営業として摘発される可能性がある。

そのため、チャイエスには次の三つが混在していると考えた方が分かりやすい。

  • 性的サービスを行わない健全なリラクゼーション店
  • 色気や密着感はあるが性的サービスまでは行わない店
  • 表向きはエステだが、実際には性的サービスを行っている店

外から見ただけで区別するのは難しい。

ただホットペッパービューティー辺りに掲載されている中国式マッサージ店は、基本1番である事が殆どで、お色気要素すら無い事が多い。

ただし…極まれにそれも例外はある、そこがチャイエスの奥深く面白い所。


健全チャイエスと不健全チャイエス

チャイエスを紹介する口コミサイトなどでは、「健全店」「不健全店」という言葉が使われることがある。

正式な業界区分ではなく、利用者がサービス内容を区別するために使っている俗称だ。

健全店の場合

健全チャイエスとは、性的サービスを行わず、もみほぐしやオイルトリートメントなどを提供する中国系リラクゼーション店のこと。

一般的なリラクゼーションサロンとサービス内容は大きく変わらない。

中国人女性などが接客していることや、中国風の内装、比較的遅い時間まで営業していることが特徴として挙げられる。

施術者によっては強めのツボ押しや足裏への刺激を得意としており、単純に身体の疲れを取りたい客から利用される店もある。

ただし、女性の衣装や店内の照明が派手だからといって、不健全店とは限らない。

男性客を意識した妖艶な雰囲気を演出しながら、サービス自体は健全という店も存在する。

正直ここの定義は曖昧で、ヌきがなければ健全店と扱う方も多く、鼠径部や世紀周辺へのマッサージはあったり、密着や洗体サービスがあったりと、ヌきが無いだけで健全では無いよなーって感じのお店がこっちに入ってたりもする。


不健全チャイエス

不健全チャイエスとは、通常の施術とは別に、性的な接触を含むサービスを行っている店を指す俗称だ。

基本料金にサービスが含まれているお店も多いが、別料金を「スペシャル」「リンパ」などの名目で求められる場合もある。

店側がサービス内容と料金を管理しているケースもあれば、セラピストが個人的に客と交渉しているケースもありそこは様々だ。

店の利用規約では禁止されていても、現場では黙認されている可能性もあり、外部から実態を確認するのは難しい。

また、口コミに「スペシャルがあった」と書かれていても、すべての客に同じサービスが行われるとは限らない。

女性、客、時間帯、交渉内容によって対応が変わることもあるため、口コミだけを見て断定するのは危険だ。


中国エステ・アジアンエステ・メンズエステとの違い

チャイエスの周辺には似た言葉が多く、それぞれの違いが分かりにくい。

大まかに整理すると次のようになる。

呼び方主な意味
チャイエス中国人女性などが働く中国系エステ店の俗称
中国エステチャイエスとほぼ同じ意味で使われる呼び方
中国式マッサージ中国の推拿やツボ押しなど、施術方法を表す言葉
アジアンエステ中国、韓国、台湾、東南アジア系の店を広く含む呼び方
ベトナムエステベトナム人女性がスタッフ、内容はチャイエスと同じだが健全店(ヌキ無店)の割合が多い印象。
タイ古式マッサージタイ人女性がスタッフ(タイ人男性がいる場合もある)健全店とそうじゃない店の差がかなり大きい。
メンズエステ主に男性客を対象としたオイルトリートメント店の総称

チャイエスは、広い意味ではアジアンエステやメンズエステの一種と考えられる。

ただし、日本人女性がマンションの一室などで施術する一般的なメンズエステと、雑居ビルに入る昔ながらのチャイエスでは、雰囲気が大きく異なることも多い。

日本人系のメンズエステでは、予約サイトにセラピストの写真やプロフィール、コース内容、料金が細かく掲載されている店が目立つ。

一方のチャイエスでは、女性の写真が実物と大きく異なっていたり、店へ行くまで誰が担当するのか分からなかったりする場合もある。

受付、案内、施術を一人の女性が担当し、料金交渉まで施術室内で行われる店もある。

こうした大ざっぱさや個人差の大きさも、昔ながらのチャイエスらしさといえる。


「中国式マッサージ」とチャイエスは別物

「中国式マッサージ」と書かれている店が、すべてチャイエスというわけではない。

中国には推拿や按摩と呼ばれる伝統的な手技があり、身体を押す、揉む、さする、関節を動かすといった方法が用いられてきた。

経絡やツボという東洋医学の考え方を取り入れた施術もあり、中国式を掲げる店の中には、こうした技術を中心に提供しているところもある。

一方、俗語としてのチャイエスには、施術方法よりも「中国人女性などが男性客へ施術する店」という意味合いが強い。

そのため、本格的な推拿を提供する施術院がチャイエスと呼ばれるとは限らず、チャイエスを名乗る店で本格的な中国伝統施術を受けられるとも限らない。

両者は似ているようで、言葉の基準が違う。

また、日本では「あん摩」「マッサージ」「指圧」を業として行うには、あん摩マッサージ指圧師の免許が関係する。

厚生労働省の広告ガイドラインでも、無資格者が行うリラクゼーション行為について、国家資格を持つ施術者の業務と誤認させたり、病気や身体症状に効果があるように表示したりしないよう求めている。

「中国式マッサージ」という看板だけで、国家資格を持つ施術者がいるとは判断できない点にも注意したい。


チャイエス独特の魅力とは

チャイエスには、一般的なリラクゼーションサロンは勿論、風俗とも全く異なる独特の空気がある。

風俗に飽きた方がチャイエスにハマるなんてパターンはよくあるが、その大きな理由に「宝探し」や「ソシャゲのガチャ」または「怖い物見たさ」のような感覚があるのかもしれない。

風俗でもサービスの当たりはずれはあるけれども、チャイエスはその落差がより激しい、もっと言えばそもそも性的なサービスが全く無い場合だってある。

ただし極まれに風俗よりもかなり安い金額で最後までイケちゃったりするパターンもあったりで、そういうギャンブル要素にハマってしまうのかもしれない。

そしてもっと言えば繁華街にしか基本無いような店舗型風俗と違い、国道沿いにポツンと一軒だけあったり、各駅停車しか止まらないような駅から少し歩いた場所にポツンとあったり、そんな風俗店ではありえないようなロケーションも男たちの冒険心を奮い立たせてくれるのである。




チャイエスで使われる「リンパ」は何を意味するのか

チャイエスやメンズエステの話題で、特に誤解されやすいのが「リンパ」という言葉だ。

本来のリンパトリートメントは、オイルなどを使い、身体をゆっくりとなでるように施術するもの。

一般的なエステやリラクゼーションサロンでも使われている言葉であり、それ自体に性的な意味はない。

しかし、一部のチャイエスでは「リンパ追加する?」「鼠径部リンパどう?」といった形で、基本料金とは別のサービスを勧める際に使われることがある。

鼠径部とは、脚の付け根にあたる部分。

陰部に近い場所を施術するため、男性向けエステでは色気や緊張感を演出するメニューとして扱われやすい。

さらに一部の店では、「リンパ」が性的サービスを遠回しに示す隠語のように使われることもある。

ただし、店やセラピストによって意味が異なるため、「リンパと言われたら必ず性的サービス」と考えるのは間違いだ。

普通の鼠径部トリートメントを意味する場合もあれば、追加料金だけ取られて施術内容がほとんど変わらない場合もある。

料金と内容が分からなければ、その場で確認した方がよい。

チャイエスを利用する際に気をつけたいこと

チャイエスを利用すること自体が危険というわけではない。

ただし、料金やサービス内容が分かりにくい店では、入店前や施術前に確認しておいた方がよい。

特に注意したいのは次のような点だ。

  • 入店前にコース料金の総額を確認する
  • シャワー代や指名料が別料金か確認する
  • 追加オプションの内容を曖昧なまま頼まない
  • 貴重品を施術室に放置しない
  • 必要以上の現金を持ち込まない
  • 嫌なサービスや追加料金ははっきり断る
  • セラピストの身体に勝手に触れない
  • 店内や女性を無断で撮影しない

中でも重要なのが「中国系の店だから性的サービスがあるはず」と最初から決めつけないこと。

健全店でセラピストの身体へ勝手に触れば、ただの迷惑行為であり、内容によっては犯罪にもなり得る

以前日本人メンズエステ店でそういう客に誓約書を盾に100万円を恐喝して逮捕された迷惑系Youtuberもいた位で、チャイエスの場合その手の恐喝をしてくるお店は昔はどうだかわからないけれど今はそう多くないだろうとは思う。

ただしセラピストが嫌がっていることを強要したり、店が認めていない行為を迫ったりしてはいけない。

怪しい雰囲気を楽しむことと、相手の同意を無視することはまったく別の話だ。


もう1つ注意すべきことと言えば繁華街で「オニイサン、マッサージ?」と声をかけてくるような嬢のお店は基本的にタケノコ剥ぎ、つまりはボッタクり店であるという事。

サンジェンエン(原文ママ)のマッサージと始発まで仮眠してもいいよと言う言葉で飲み会帰りのサラリーマンを釣り、鼠径部辺りをしつように触って反応を伺い「ココモットキモチイイ、ゴシェンエン」等と言って事あるごとに追加料金をせびろうとしてくる。

基本ろくな事にならないので、チャイエスの魅力を堪能したいならばその手のお店は避けた方がよいだろう。


あとがき

さて、1つ前の項目で呼び込みにはついていくなと言ったが、そうなってくるとチャイエス初心者の方は

「じゃあどこでチャイエスを探せば良いんだい?Why Japanese people?」

と言う疑問が沸く事だろう。


自分の場合はエステナビやエーサイド等の大手チャイエスでまずはお店を探し、可能ならば店名で検索して口コミ情報がヒットしないかを探す。

ゴーメンズエステやアメブロ辺りの口コミ情報が出てくれば御の字だが、出てこない場合は次に「店名 爆」なんて感じで爆サイ辺りに情報が落ちてないかを探してみたりもする。

ちなみにエステナビエーサイドを見ていると、やけにチャイエスが多い地域と言うのがあることに気が付くだろう。

そういう地域でHPを構えてやっているお店であればタケノコ剥ぎ等のぼったくり被害に会う可能性は低いので、初心者はまずそういう地域から行ってみるのをお勧めする。

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